スタッフブログ

「患者様との質疑応答その2」

2014年5月23日 金曜日

Q
私は、現在39歳で不妊治療のためクリニックに通っています。不妊治療は何歳まで出来ますか?またクリニックで卵巣年齢が高いと言われました。どういうことでしょ
うか?教えて下さい。

 

A
妊娠に適した年齢は20歳から35歳くらいと言われています。妊娠率は40代になるとぐんと下がり、更に40代後半になると極めて低くなると言われています。しか
し当店では子宝相談でご来店される方が最近増えていますが、ご相談に来られる方は35歳~45歳くらいの方が多いです。40代の方の妊娠されたお喜びの声も多数
聞いています。ただし妊娠しやすい身体つくりは、早いに越したことはありません。

また卵巣年齢検査(AMH)についてですが、以下のように考えています。

そもそもAMHとは卵巣の中にあるこれから育っていく卵胞から分泌されるホルモンです。原始卵胞(卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)が少なくなってくると、
AMHの値が低くなります。つまりAMH値が高いとこれから育つ卵胞が、卵巣内にまだまだたくさんある状態。値が低いと卵胞が少なくなってきている状態ということ
です。

 

ただ、卵子の質は別問題で、AMHが低いからいい卵子が取れないというわけではありません。(あくまでも数がたくさん取れないというだけです)

数は少なくても、良質な卵子ができれば十分妊娠出来る可能性はありますよ。

病院で検査をすることが必要な場合はよくありますが、不妊治療に専念することが必ずしも妊娠しやすい身体つくりになるとは限りません。当店では、ホルモンバラン
スを整える漢方と普段の生活習慣の中で、「冷え」「ストレス」「睡眠不足」にならないための生活習慣をセルフチェックして頂き、体にやさしい温灸療法など
も取り入れながらカウンセリングを行っています。

 

あきらめないで下さいね、あなたの大切な赤ちゃんを。一人で悩まないで、ご相談下さい。

 

 

漢方の萬育堂薬房顧問
一般社団法人「子宝カウンセラーの会」事務局長兼理事
柳田 浩二
yanagida@k-nfnm.tv

「患者様との質疑応答その1」

2014年5月12日 月曜日

Q
私は、現在不妊治療のためクリニックに通っています。排卵誘発剤などで治療を続けているのですが、基礎体温の形が乱れてきました。どうしてでしょうか?教えて下さ
い。

A
排卵誘発剤など治療でホルモン剤を使われていると多少の誤差はありますが、身体に影響が出てきます。ホルモン剤は、なかなか体の外に出ていきにくいモノなので
す。基礎体温が乱れてきているのは、いくつかの原因が考えられます。

・ホルモン剤が身体に残っているため
・不規則な生活習慣(特に夜更かしはホルモンバランスを崩します)
・体の冷え
・ストレスを溜めすぎている

上記の中に思い当たる節はありませんか?漢方の萬育堂薬房では、子宝相談でご来店される方がたくさんいらっしゃいますが、特に生活リズムの乱れ、冷える食生活、ス
トレスを溜めすぎている方がよく見られます。夜更かしをせずに11時には床に入りましょう。冷たい物を極力控えて身体を温める食生活をしましょう。ストレスを溜め
ずに運動や趣味などで発散するようにしましょう。

萬育堂では、食べ物や生活習慣、服装まで細やかな視点で、お客様の立場に立って「妊娠しやすい身体のアドバイス」を致しております。特に今の時期は、気
温が低く体が冷えている方が多いため、冷えを改善するために家庭用医療機器の「温灸器」を用いて冷えを改善し、子宮内膜の血流を良くする温灸療法を実践して頂いて
います。不妊治療専門クリニックでも使用されている「温灸器」を体に当てると精神的にもリラックスして身も心も「ほっこり」します。ストレスを軽減して体の冷え
を良くすることが、「妊娠しやすい身体つくり」につながると考えています。あきらめないで下さいね、あなたの大切な赤ちゃんを。一人で悩まないで、ご相談下さい。

漢方の萬育堂薬房顧問
一般社団法人「子宝カウンセラーの会」事務局長兼理事

柳田 浩二
yanagida@k-nfnm.tv

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