‘AMH’ タグのついている投稿

不妊要素を事前に知ること

2016年9月23日 金曜日

皆さま、こんにちは!   卵子の老化や不妊に関する報道も増え、 出産に対する意識も高まってきています。   将来自分が子供を望んだ時に、妊娠できる状態かどうかを事前に調べたり、 卵子や精子の検査を受けたりする方が増えているそうです。   1b0881fae5c653f8b4568f8bb6a61e35_s   将来の妊娠に備え卵子や精子を検査 不妊要素を知る http://www.asahi.com/articles/ASJ9F6HXWJ9FUBQU00W.html   こちらの記事によると、 将来出産を望む独身女性が、結婚や妊娠時期の目安を知るために AMHを調べる検査を受けたと書かれています。     AMHって?? アンチミューラリアンホルモン(または、抗ミューラー管ホルモン) のことで、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンです。 血液中のAMHの値を調べることで、原子卵胞に発育する前の 「前胞状卵胞」の数が反映されます。   つまり、あとどのくらいの卵子が体内に残っているかという 卵巣の予備能力がわかります。   数値が2~4あれば問題ないと言われています。 ただしAMHの数値が高ければ良いというわけではありません。   数値が4~5以上ある方は、多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあり こちらもやはり不妊の原因のひとつと言えます。   AMHの値が必ず妊娠に繋がるとは言えませんが、 記事にあった女性のように「子供を産む」ということを人生設計に入れる上での 指標になると思います。     また、結婚前に自分自身の身体を調べる ブライダルチェックも人気です。   内容はクリニックによっても異なりますが、 超音波検査での子宮の状態のチェック、ホルモン、感染症、風疹の抗体の検査など 様々な検査が行われます。   上記のAMHを含むコースも選択できるクリニックもあります。     medical_shikyugan     保険適用外のため、検査費用は少し高額になります。 ブライダルチェックと呼ばれていますが、結婚予定の無い方ももちろん 検査を受けることが出来ます。     女性にとって「妊娠・出産」というものは、 望む望まない、するしないに関わらずやはり大きな問題になります。 いつか自分の人生に出産という選択肢を持つ可能性があるのであれば、 事前の検査をするのが近道かもしれません。     *********************** 萬育堂薬房  〒530-0046 大阪府大阪市北区菅原町10-11ジーニス大阪105号 TEL:06-6311-5181 Mail:info@banikudo.com PCサイト:http://www.banikudo.com/ 子宝サイト:http://kodakara.banikudo.com/ LINE : @banikudo FBページ : https://www.facebook.com/banikudo TwitterID : banikudo ***********************

「患者様との質疑応答その2」

2014年5月23日 金曜日

Q
私は、現在39歳で不妊治療のためクリニックに通っています。不妊治療は何歳まで出来ますか?またクリニックで卵巣年齢が高いと言われました。どういうことでしょ
うか?教えて下さい。

 

A
妊娠に適した年齢は20歳から35歳くらいと言われています。妊娠率は40代になるとぐんと下がり、更に40代後半になると極めて低くなると言われています。しか
し当店では子宝相談でご来店される方が最近増えていますが、ご相談に来られる方は35歳~45歳くらいの方が多いです。40代の方の妊娠されたお喜びの声も多数
聞いています。ただし妊娠しやすい身体つくりは、早いに越したことはありません。

また卵巣年齢検査(AMH)についてですが、以下のように考えています。

そもそもAMHとは卵巣の中にあるこれから育っていく卵胞から分泌されるホルモンです。原始卵胞(卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)が少なくなってくると、
AMHの値が低くなります。つまりAMH値が高いとこれから育つ卵胞が、卵巣内にまだまだたくさんある状態。値が低いと卵胞が少なくなってきている状態ということ
です。

 

ただ、卵子の質は別問題で、AMHが低いからいい卵子が取れないというわけではありません。(あくまでも数がたくさん取れないというだけです)

数は少なくても、良質な卵子ができれば十分妊娠出来る可能性はありますよ。

病院で検査をすることが必要な場合はよくありますが、不妊治療に専念することが必ずしも妊娠しやすい身体つくりになるとは限りません。当店では、ホルモンバラン
スを整える漢方と普段の生活習慣の中で、「冷え」「ストレス」「睡眠不足」にならないための生活習慣をセルフチェックして頂き、体にやさしい温灸療法など
も取り入れながらカウンセリングを行っています。

 

あきらめないで下さいね、あなたの大切な赤ちゃんを。一人で悩まないで、ご相談下さい。

 

 

漢方の萬育堂薬房顧問
一般社団法人「子宝カウンセラーの会」事務局長兼理事
柳田 浩二
yanagida@k-nfnm.tv

ページの先頭へ戻る