萬育堂薬房のスタッフブログ

妊娠できない原因?「卵管閉塞」治療法・費用について

2017年1月7日 土曜日

皆さん、こんにちは。
鍼灸師、子宝カウンセラーの橋本です(^o^)/
 
今日は卵管狭窄についてお話させていただきます。

不妊の原因の1つとして考えられている卵管閉塞ですが、卵管自体が癒着や狭窄(きょうさく)しているかどうかで妊娠率も大きく変わってきます。

 

ですが、現代では、卵管閉塞に対して効果的な治療法の1つとして卵管鏡下術(FT)という治療が行われるようになりました。聞きなれない「治療方法」ですが、卵管閉塞に対してどのような効果があるのでしょうか。実際にFT治療を行った患者としての体験談、卵管鏡下術についてご説明したいと思います。

 

気になるのは、卵管閉塞と診断されると妊娠率はどのように変化するかです。
卵管閉塞とは、文字通り卵管が何らかの原因により詰まってしまっている状態のことを表しています。

 

卵管が詰まったりくっついてしまっていると、射精した精子が卵子と受精をする卵管膨大部までたどり着くことができないため、受精が上手く成立しないのです。卵管現時点では、卵管閉塞と妊娠率に関するデータは少ないものの、卵管閉塞に対して後述する卵管鏡下術を受けた患者の妊娠率は30%であり、原因不明の不妊症であっても、卵管造影検査にて閉塞を開通させた人のなんと40%が妊娠できたというデータがありますので赤ちゃんが欲しいと思ったら一度卵管の検査を行っておくことも大切です。

 

卵管閉塞の治療法である卵管鏡下術(FT)とは?
卵管閉塞に対して行われる治療法に”卵管鏡下術(FT)”というものがあります。

 

卵管鏡下術は、直径0.6mmカメラ内蔵の治療器具を膣より挿入させ、卵管へ運び、卵管が詰まっているところに治療器具に内蔵されているバルーンを膨らませ、閉塞部を開通させるという治療法となります。手術は日帰りで行うことが可能で、手術時間も約20分で、全身麻酔を行うことが多いです。

 

ある病院でのこの治療に関するデータによると、手術による卵管の開通率は89.3%、術後の妊娠率は37.4%というデータが出ています。また、「術後1ヶ月後の妊娠」が最も多く、全妊娠件数の20%、その後の累積妊娠率は3ヶ月で48%、6ヶ月で72%となるというデータもあります。

 

気になる卵管鏡下術の治療の流れと費用は?

 

1.治療の流れは?

 

卵管鏡下術は全身麻酔で行われるため、前日の夕食後から絶食、飲み物も、当日は禁止となる場合が多いです。クリニックに来院後は、手術着に着替えて問診をし、点滴し、順番が来たら手術室へ移動し、手術室で麻酔をされ、目が覚めた時には病室となります。
その後、検温などを受け、点滴が終了するまでゆっくりと病室で休ませてもらい、終了したら医師より手術結果を聞き、帰宅となります。

生理痛のような軽い下腹部痛はあるものの、薬を使わなくても問題ないほどでした。また、軽い出血もあるものの生理の終わりかけ程度の量であり、その日中におさまりまることがほとんどです。また手術当日は入浴に制限なることがあります。

 

 

2.費用はいくら?

 

 

気になるのが治療での費用です。この治療は現在のところ、不妊治療としては保険適応外の治療となりため、かなり治療費は高額です。限度額申請を行っている方は、10万円以内で治療を受けられる方もいらっしゃいます。

「卵管狭窄」に対して注目されている卵管鏡下術(FT)も不妊治療の一環として考えられてみることもいいことです。

 

治療が施せる病院やクリニックも限りがあるようなので、卵管狭窄による治療にお悩みの方は治療の選択肢として参考にしてみてはいかがでしょうか?

萬育堂では、治療できる病院のご紹介も出来ますので一度ご相談ください!

 

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萬育堂薬房 店長

鍼灸師・子宝カウンセラー

橋本みさき

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