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2019年12月27日 金曜日
2019年12月9日 月曜日
2019年12月3日 火曜日
皆さん、こんにちは。
鍼灸師、子宝カウンセラーの橋本です(^o^)/
皆さんは「プロラクチン」というホルモンをご存知でしょうか?
脳の「下垂体」という部分からから分泌される「乳汁分泌ホルモン」のことで、妊娠中、授乳中に増加するホルモンのことです。
ですが、妊娠中でもないのにこの「プロラクチン」を異常に分泌してしまう「高プロラクチン血症」といった症状があり、
結果的に不妊や無月経などの症状を招くことがあります。
今回はこの「プロラクチン」について紹介します。
役割や高プロラクチン血症の症状や原因、もしかしたら「高プロラクチン血症かも?」と思った時に受けてほしい検査方法などを知っていただければと思います!
まずプロラクチンとは?
脳にある「下垂体」で分泌されるホルモンの一つで、
乳腺を発達させたり、乳腺で母乳を作らせたり、子宮を収縮させる、排卵を止めるといった働きを持ちます。
プロラクチンの正常値は?
プロラクチンの正常値は非妊娠時でおおよそ「3~30ng/ml」とされています。
※検査方法や会社によって多少のばらつきはあります
高プロラクチン血症とは?
何らかの原因によって、プロラクチンの値が正常範囲を超えているものを言います。
高プロラクチン血症になると、妊娠・授乳していないのにも関わらず卵巣機能を抑制してしまい、生理が不順になってしまったり、母乳が出るといった症状が起きる場合があります。
また、妊娠を望む方には「不妊の原因」となる場合もあります。
高プロラクチン血症の原因
①プロラクチノーマ
脳の下垂体に「腫瘍」ができることによって、高プロラクチン血症を起こす場合があります。
②薬剤の副作用
抗精神病薬や胃潰瘍のお薬、ピルなどの副作用によって高プロラクチン血症となる場合があります。
③ストレス
ストレスによってもプロラクチンの値が上昇することがあると考えられます。
④甲状腺機能低下症
TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌増加によって、プロラクチンの分泌が増加します。
高プロラクチン血症の治療
原因によって治療内容は異なり、例えばプロラクチノーマであれば手術や内服、お薬によるものであれば中止や種類の変更、プロラクチンを抑えるお薬の追加などが選択されます。
高プロラクチン血症の症状とは?
①母乳の分泌
プロラクチンの作用により母乳が産生、分泌されます。
②排卵の停止
卵巣の機能が抑制されることによって、排卵が止まり月経が不順になったり停止してしまうことがあります。
③流産
卵巣がきちんと機能せず、黄体ホルモンがしっかり産生されないことで黄体機能不全の状態になってしまうことがあります。
④不妊
有効な排卵が起こらなかったり、黄体ホルモンの分泌不漁によって着床しにくい状態になったりし、不妊の原因となることがあります。
⑤吐き気や視野狭窄、めまい
原因が下垂体の腫瘍(プロラクチノーマ)である場合には、こういった症状が起こることもあります。
高プロラクチン血症を疑う場合に行われる検査とは?
【内容】
血液検査により血中プロラクチンの濃度を測ることになります。また、視野狭窄などその他の症状があれば、脳MRIなどが追加されます。
【費用 】
血液検査の項目や画像検査などを追加するかどうかによって異なりますが、通常健康保険の適用範囲内で行われます。
また、プロラクチンの数値が低い場合は、以下のような悪影響を与えます。
症状
・妊娠しにくくなる
・出産後の母乳が少なくなる
【原因】
脳下垂体の機能低下、脳下垂体腫瘍、薬剤の副作用(ドパミン作動薬など)、Sheehan症候群や甲状腺機能亢進症などが挙げられます。
【治療法】
まず原因を探し、腫瘍などがあれば手術、薬剤性であればお薬の変更などが行われます。
・・・不妊の原因としてあげられる「高プロラクチン血症」
もしかしたら?と思ったら、まずは産婦人科へ受診しましょう!
参考URL:https://news.nifty.com/article/item/neta/12124-5528/
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萬育堂薬房
橋本みさき
〒530-0046 大阪府大阪市北区菅原町10-11ジーニス大阪105号
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タグ:不妊, 原因, 高プロラクチン血症
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2019年11月18日 月曜日
皆さま、こんにちは! 萬育堂薬房には、赤ちゃんが欲しい、妊娠したいと日々多くのご夫婦からご相談やお問合せを頂戴しています。 そんな中でも2人目をなかなか授かる事ができない、2人目不妊の方もいらっしゃいます。 1年間夫婦生活を持っていながら妊娠に至らない場合を不妊と定義づけられていますが、 2人目不妊の場合は、赤ちゃんを望んでいるにも関わらず、出産後3年間妊娠しないことを言います。 1人目は妊娠できたので、夫婦ともに子供を作る能力はあるはずなのに・・・ なぜ2人目はなかなか妊娠できないのでしょうか。 2人目不妊の原因は?? ① 加齢による原因 1人目を授かったご夫婦は、まさか不妊治療を行う事は考えもしないかもしれません。 育児に追われ、仕事復帰で忙しく、「そのうちまた自然に妊娠できるだろう」と考え、年齢を重ねていく方が多くいらっしゃいます。 卵子も精子も、加齢によってともに老化していきます。1人目を授かった時と同じ状態ではないため、妊娠に至らない可能性があります。 ②ストレスによる原因 初めての育児はご夫婦ともにわからない事だらけでとても大変です。 お母さんは数時間ごとに母乳やミルクをあげるためにほとんどゆっくりと寝る時間がありません。 育児ノイローゼが珍しくないように、大きなストレスも感じます。加齢と同じように、ストレスも卵子、精子の質に大きく影響を及ぼします。 また、ストレスを感じることで血流も悪くなり、体が冷えてしまいます。ストレスを感じため込むことは、不妊に繋がる大きな要因のひとつです。 ③性交渉による原因 1人目を授かったあと、急激に性交渉の回数は減る夫婦がとても多いです。 日々の忙しさで時間が取れず、疲れて夫婦生活の意欲が減少。 また、出産後に性交渉を拒んでしまう女性も多くいます。 実際に性交渉の頻度と妊娠率は比例しているというデータも出ていますので、性交渉の減少が原因になっている可能性もあります。 ④不妊原因がもとからあった もともと何かしらの不妊要因があることに気づかずに、偶然のラッキーで1人目を妊娠している場合もあります。 多嚢胞性卵巣症候群や、卵管の癒着、排卵した卵子を上手くキャッチできないピックアップ障害など、 不妊には様々な原因が考えられます。 1人目の時には気づかなかった原因が隠れているかもしれません。 2人目不妊を克服するには!? 2人目不妊の考えられる原因に対して、ひとつひとつ対処していくことが 2人目の赤ちゃんを授かる近道になるかもしれません。 ①とにかく病院へ 1人目を妊娠した安心感から、なかなか行動に移さないことが原因になり得るます。 自分の年齢を考慮した上で、期日を設定し、自然で授からない場合は 取り合えず不妊治療専門のクリニックを受診してみましょう。 隠れていた原因が見つかるかもしれません。 ②生活習慣の改善は今日から 妊娠しない=妊娠しにくい体になってしまっているという事です。 生活習慣の改善は体質を改善します。 食生活や睡眠、運動、サプリメント等でしっかりと妊娠しやすい体に近づけていきましょう。 体質改善には時間がかかります。年齢が若くても今すぐに始めるのが吉です。 ③性交渉の頻度を増やす 物理的にも体力的にも難しいことかもしれませんが、性交渉を持たなければ子供はできません。 セックスをすることで子宮もストレッチされ妊娠力が高まります。 精子も毎日作られていくため、射精せずためておくと古い精子が新しい精子を弱らせてしまいます。定期的に射精するよう心がけて下さい。 2人目不妊も、1人目不妊と辛さに違いはありません。 ご夫婦そろって治療、体質改善にトライしてみて下さい。 *********************** 萬育堂薬房 〒530-0046 大阪府大阪市北区菅原町10-11ジーニス大阪105号 TEL:06-6311-5181 Mail:info@banikudo.com PCサイト:http://www.banikudo.com/ 子宝サイト:http://kodakara.banikudo.com/ LINE : @banikudo FBページ : https://www.facebook.com/banikudo TwitterID : banikudo ***********************
タグ:2人目, 不妊, 不妊原因, 妊活
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2019年10月12日 土曜日
皆さん、こんにちは。
鍼灸師、子宝カウンセラーの橋本です(^o^)/
厚生労働省より「平成26年度」「平成27年度」の出生順位別の出生数のデータが公表されました。
そのデータを読み解いていくと興味深い点がありました。
「50歳以上の出生数(厚生労働省、日本産婦人科学会公表データ)」
平成26年度 50歳以上の出生数 58名
平成26年度 45歳から49歳の出生数 1214名
平成27年度 50歳以上の出生数 52名
平成27年度 45歳から49歳の出生数 1256名
※個性労働省ホームページより転記
また一方で日本産婦人科学会ARTデータBOOKでは
ART治療(高度生殖医療)による出生数(生産周期数)によると
平成26年度 50歳以上の出生数 4名
平成26年度 45歳から49歳の出生数 122名
※日本産婦人科学会ARTデータBOOKより転記
以上の結果を踏まえて
厚生労働省の発表データと日本産婦人科学会の発表データから考察すると
50歳以上の自然妊娠率 93.1%
45歳から49歳の自然妊娠率 89.9%
この様な結果になりデータ上のほとんどが自然妊娠である点が分かります。
年齢による卵子の老化は止めることは出来ませんが
良い卵子を作る身体があれば50歳でも妊娠出産が出来る事がデータで分かります!
卵子の老化を防止するには、まず「生活習慣」と「食生活」を改善することが第一です。
睡眠や運動などの生活習慣、ビタミン摂取や栄養バランスの良い食事など、健康的な生活を送るようにしましょう。
今すぐに出来る改善策は・・・
○良い睡眠をとる
○身体を冷やさない
○禁煙する
○適度な運動をする
○抗酸化作用のある食べ物を食べる
○ストレス解消してリラックス
生活習慣を変えることは、
当たり前ですが「簡単」なことではありません。
ほんの少しずつの工夫でも、続けていくと体が反応してくれます。
少しでも実践出来れば自分自身を褒めてくださいね。
そして子宝カウンセラーに頼ることも近道になるかもしれません。
タグ:不妊, 出生数, 治療, 高齢
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2019年10月4日 金曜日
2016年9月23日 金曜日
皆さま、こんにちは! 卵子の老化や不妊に関する報道も増え、 出産に対する意識も高まってきています。 将来自分が子供を望んだ時に、妊娠できる状態かどうかを事前に調べたり、 卵子や精子の検査を受けたりする方が増えているそうです。 将来の妊娠に備え卵子や精子を検査 不妊要素を知る http://www.asahi.com/articles/ASJ9F6HXWJ9FUBQU00W.html こちらの記事によると、 将来出産を望む独身女性が、結婚や妊娠時期の目安を知るために AMHを調べる検査を受けたと書かれています。 AMHって?? アンチミューラリアンホルモン(または、抗ミューラー管ホルモン) のことで、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンです。 血液中のAMHの値を調べることで、原子卵胞に発育する前の 「前胞状卵胞」の数が反映されます。 つまり、あとどのくらいの卵子が体内に残っているかという 卵巣の予備能力がわかります。 数値が2~4あれば問題ないと言われています。 ただしAMHの数値が高ければ良いというわけではありません。 数値が4~5以上ある方は、多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあり こちらもやはり不妊の原因のひとつと言えます。 AMHの値が必ず妊娠に繋がるとは言えませんが、 記事にあった女性のように「子供を産む」ということを人生設計に入れる上での 指標になると思います。 また、結婚前に自分自身の身体を調べる ブライダルチェックも人気です。 内容はクリニックによっても異なりますが、 超音波検査での子宮の状態のチェック、ホルモン、感染症、風疹の抗体の検査など 様々な検査が行われます。 上記のAMHを含むコースも選択できるクリニックもあります。 保険適用外のため、検査費用は少し高額になります。 ブライダルチェックと呼ばれていますが、結婚予定の無い方ももちろん 検査を受けることが出来ます。 女性にとって「妊娠・出産」というものは、 望む望まない、するしないに関わらずやはり大きな問題になります。 いつか自分の人生に出産という選択肢を持つ可能性があるのであれば、 事前の検査をするのが近道かもしれません。 *********************** 萬育堂薬房 〒530-0046 大阪府大阪市北区菅原町10-11ジーニス大阪105号 TEL:06-6311-5181 Mail:info@banikudo.com PCサイト:http://www.banikudo.com/ 子宝サイト:http://kodakara.banikudo.com/ LINE : @banikudo FBページ : https://www.facebook.com/banikudo TwitterID : banikudo ***********************
タグ:AMH, 不妊, 検査
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2016年8月29日 月曜日
皆さん、こんにちは。
鍼灸師、子宝カウンセラーの橋本です(^o^)/
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申込み方法:
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電話:06-6311-5181
メール:info@banikudo.com
なお、先のお客様のご相談内容によっては、ご予約時間よりお待ちいただく
可能性がございますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
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柳田先生は、全国の不妊治療専門病院や、薬局・薬店、公共施設などで
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是非、早めのご予約をお待ちしております(>_<)
既にお申し込みを頂いた方は、当日お会いするのを楽しみにしております★
萬育堂へぜひ一度足をお運びください!お待ちしております♪
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萬育堂薬房 店長
鍼灸師・子宝カウンセラー
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タグ:カウンセラー, 不妊, 個別相談会, 夫婦, 子宝
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2016年8月23日 火曜日
皆さまこんにちは!
以前不妊治療に関する企業の取り組みについて ご紹介しましたが、
一方で民間の医療保険については 足踏みをしている状態が続いています。
<不妊治療保険>各社及び腰 保険金高く設計困難
こちらのニュースによると、 「1億総活躍社会」を目指す安倍政権が、
出生率向上のため 不妊治療の助成金を引き上げたと同時に、金融庁が不妊治療の保険販売を解禁したが、
保険商品の設計が難しいことから、各保険会社が実際に販売まで至っていないそうです。
不妊治療にかかる費用は莫大で、補助金や保険があれば 治療を継続を諦めなくてもすむかもしれません。
●不妊治療にかかる費用は??●
タイミング法で授かった方・・・平均約9万円
人工授精だ授かった方・・・平均約15万円
体外受精で授かった方・・・平均約150万円
顕微授精で授かった方・・・平均約170万円
体外受精まで進むと、1回の治療が30万円~50万円もかかってしまいます。
体外受精の成功率は全体で約30%ほど。 年齢が高くなると成功率も下がってしまいますので、
体外受精1回だけで妊娠ともいかないのが現実です。
不妊保険ができるのを、ぜひとも期待したいですね。
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タグ:不妊, 保険, 助成金
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2016年7月15日 金曜日
皆さんこんにちは。
本日は不妊と心のケアについて。
不妊症と心理的な不安やストレスの関係性について、以下のような論文が発表されています。
Stress, distress and outcome of assisted reproductive technology (ART): a meta-analysis.
「ストレス、苦悩と生殖補助技術(ART)の結果:メタアナリシス」 BACKGROUND: A number of studies have investigated the relationship between psychological factors such as stress and distress (measured as anxiety and depression) and outcomes of assisted reproductive technology (ART). The results, however, are inconsistent, and the strength of any associations remains to be clarified. We conducted a systematic review and meta-analysis of the results of studies reporting on the associations between stress, anxiety, and depression and ART outcomes. METHODS: Prospective studies reporting data on associations between stress or distress in female patients and ART outcome were identified and evaluated by two independent researchers according to an a priori developed codebook. Authors were contacted in cases of insufficient data reporting. Stress was defined as perceived stress, work-related stress, minor life events or major life events, and distress was defined as anxiety or depression. RESULTS: A total of 31 prospective studies were included. Small, statistically significant, pooled effect sizes were found for stress [ESr, effect size correlation) = -0.08; P = 0.02, 95% confidence interval (CI): -0.15, -0.01], trait anxiety (ESr = -0.14; P = 0.02, 95% CI: -0.25, -0.03) and state anxiety (ESr = -0.10, P = 0.03, 95% CI: -0.19, -0.01), indicating negative associations with clinical pregnancy rates. A non-significant trend (Esr = -0.11, P = 0.06) was found for an association between depression and clinical pregnancy. For serum pregnancy tests and live birth rates, associations between trait anxiety or state anxiety were not significant. The fail safe number did not exceed the suggested criterion in any analyses, between-study heterogeneity was considerable and the mean age, mean duration of infertility and percentage of first time ART attenders in the study samples were found to moderate several of the associations. CONCLUSIONS: Small but significant associations were found between stress and distress and reduced pregnancy chances with ART. However, there were a limited number of studies and considerable between-study heterogeneity. Taken together, the influence of stress and distress on ART outcome may appear somewhat limited.
文献元:Hum Reprod 2011; 26: 2763
内容を簡単に要約すると、ストレスや不安が体外受精の妊娠率を8~14%低下させるという結果が得られたが、
「抑うつ」と妊娠率低下の関連は認められなかったと記されています。
子供を作ろうと夫婦生活を持ち、すぐに妊娠できると思っていたのに 1年、2年と妊娠しない期間が長くなるにつれ、
自分には妊娠する力がないのではないかと 毎月生理が来るたびに落ち込み、不安やストレスを感じてしまいます。
不妊が原因で、ストレスやうつを引き起こすことは容易に想像がつきますが、
逆に心理的負担が不妊の原因になるかどうかという事については、今まで多くの研究が行われてきました。
この論文は複数の研究からデータを収集、統合し、不安やストレスの妊娠率低下の関連性を分析し上記の結論を出しています。
つまり、妊娠しないことに強くストレスを感じてしまい、 またそのストレスが不妊の原因になり得るという事です。
赤ちゃんを望んでいる場合は、ストレスや不安を上手く解消し乗り切ることがカギとも言えます。
とは言っても、落ち込むなというのは無理な話で、ストレスを感じる自分を責めることが、 また大きな心の負担になってしまいます。
生理が来たときは落ち込んだっていいんです。 涙が出てきても大丈夫です。
1回落ち込んで、深呼吸して、気がまぎれる事やテンションの上がる事、自分なりの不安やストレスの解消法を見つけて実践するようにしましょう。
カウンセリングを受けるのもひとつの方法です。 カウンセリングを受けるのに抵抗がある方もいらっしゃいますが、
自分の心のために、利用できるものは利用しましょう。
萬育堂薬房でのカウンセリングは無料です。 お話だけでも大丈夫です。
カッサや温灸でリラクゼーション&リフレッシュもできます(^^♪
ぜひ一度萬育堂にお越しください。スタッフ一同しっかりとサポートさせて頂きます。
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タグ:カウンセリング, ストレス, 不妊, 原因
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